今回のコラムテーマは「切り替え」についてです。
遊びから別の活動への切り替えや、思い通りにならずに嫌な気持ちになった際の気持ちの切り替えなど、
日々子どもたちは「切り替え」をする場面に直面しています。
発達特性を持つお子さんは特に「切り替え」を苦手とする子が多くいます。
≪切り替えが難しい理由≫
▶脳の特性:脳の情報処理の特性上、1つのことに集中しすぎて次の情報へ注意を移しづらかったり、情報処理に負荷を感じやすい
▶不安と見通しのなさ:次に何が起きるか分からない状態や環境変化に対し、大きなストレスを感じる
お子さんが気持ちよく切り替えをしていく際にどういった関わりを意識していくと良いか、スパーク稲城オレンジでも実践しているものをご紹介します。
≪切り替え時の関わり≫
▶気持ちの受け止め…まずは「まだ終わりたくない」「嫌だ」という本人の気持ちを「そういう気持ちだったんだね」と受け止めることを大切にしています。
▶見通しをもつための声掛け・視覚支援…遊びのなかで「あと〇回でおしまいだよ」「〇時になったら〇〇をするよ」など、具体的な区切りのタイミングを伝えます。
また活動の流れを視覚化してホワイトボードに貼る・終わり時間の時計の数字にシールを貼るなど目で見て流れや終わりを掴む工夫も取り入れています。
▶次の活動(楽しみ)の提示…「今しているこの活動を終わらせたくない」という気持ちを切り替えるうえで「終わったその次に
〇〇をしよう」という次の具体的な活動を提示することで、切り替えが促されることがあります。
「切り替え」は課題としているお子さん・その姿に頭を悩ませている保護者の方も多いかと思います。
なかなか「これをすればできるようになる!」「〇歳になったらできる!」といったものではなく、少しずつ経験を重ねて身につけていくものだと考えています🌟
「その子にとって心地よい切り替え」を一緒に考えていきましょう🌝