今回のコラムテーマは「見えづらい困り感」についてです。
会話ができたり、一見みんなと一緒に動けているように見えるお子さんであっても、日常生活で困り感を抱えている場合があります。
例えば…
●複数の情報をまとめるのが苦手
●話の要点をつかむのに時間がかかる
●周囲の状況を読むのが苦手
そういった、周囲からは分かりづらい困りを抱えているお子さんには、どういった支援をしていけばよいのでしょうか。
支援のポイントはいくつかあります。
▶短く、一つずつ伝える:脳の情報処理の特性上、一度に多くを伝えると、混乱をしてしまいます。
「まずは○○をするよ」など、一つの動作が完了してから次の指示を出すなど、相手の行動が完遂できるように伝えます。
▶視覚的に伝える:手順ややり方を、イラスト・写真で示したり、終了時間の時計の針に印をつけるなど、視覚的に情報がわかりやすく伝えます。
▶抽象的な表現を避ける…「ちゃんとやっておこうね」「しっかり片づけるよ」といった抽象的な表現では程度が掴みづらいものです。具体的な行動として示しましょう。
▶成功パターンを一緒に探り、喜び合う…本人の困りに合ったやり方や環境設定は何かを共に探り、試してみるなかで「これならうまくできた」という成功体験を共に喜び合い、本人の自身に繋げていきます。
いかがでしょうか。
お子さん一人ひとりの「苦手さ」と「その原因」は異なります。
「何に困っているのか」「それはどうしてなのか」という背景を想像して関わっていくことで、一人ひとりの抱える困難さを少しでも和らげていけるような関わりをしていきたいと考えています🌝